「新春にあたり」12月議会を振り返って 「市議会閉会」!
日本医師会会長 長崎市長・議長に要望書提出!
本日の市議会で、第151号議案長崎市の小島養生所等遺跡の完全保存に関する住民投票条例について賛成多数で否決されました。さらに、第92号議案(9月議会からの継続審査)工事の請負契約の締結について(仁田佐古小学校建設特殊基礎工事)も残念ながら可決されました。 「付帯決議の重さ!」 第92号議案「工事の請負契約の締結について(仁田佐古小学校建設特殊基礎工事)」に対する附帯決議を全会一致で可決した。 その内容は、 ? 養生所・医学所遺跡は近代的な医学・医療の、、分析究理所遺跡は近代的な薬学・化学・物理学の発祥の地であり、それらの遺跡の保存と活用に当たっては、長崎大学を初め、日本医師会、長崎県医師会などの医療関係者の意見を聴取するとともに、これまでだされた意見などを尊重し、進めること。としています。 この付帯決議の重さは、下記の要望書の内容を承知の上で市議会で決議されたことです。
「要望書の内容」 平成29年12月12日付けで、長崎市長・長崎市議会議長あてに下記の内容で要望されたものです。 「養生所等遺跡の完全保存について」 (要望内容) ? 近代西洋医学発祥の地である養生所・医学所・分析究理所・長崎医学校等遺跡(養 生所等遺構)の完全保存。 ? 養生所等遺跡の完全保存に影響のある工事の見直し。 ? 養生所等遺跡の価値評価に適切な日本国内やオランダの各分野の専門家からなる 調査委員会の指導による十分な調査。 ? 養生所等遺跡の調査終了後、医療関係者の意見も聴取し、同遺跡の保存と適切な 活用。
文面には養生所等遺跡はオランダの近代西洋医学発祥の地と日本日本近代化への貢献の証しであり、日蘭友好の象徴であります。 さらに、鎖国時代の出島に匹敵する歴史的な価値があることも指摘しています。また、国民の健康寿命を世界トップレベルまで押し上げてきた我が国の医療システムの原点は、まさに養生所等遺跡にあります。 養生所等遺跡は日蘭友好の象徴であると同時に、世界で活躍する日本の医療の原点として世界的な文化遺産であります。と遺跡の完全保存を強く求めています。 この文面で4項目の上記の内容で。 日本医師会会長(世界医師会長) 横倉 義武氏、長崎県医師会会長蒔本 恭氏、長崎大学医学部長永安 武氏の連名で提出されました。 この内容は、市議会教育厚生委員会で審議され市議会全員が理解している要望書でありその上でこの付帯決議が全会一致で可決されたのです。 日本医師会、長崎県医師会、長崎大学医学部その他これまで遺構の完全保存を求めてきた団体は、長崎市議会が付帯決議をしたその意義を真摯に受け止め行動することです。1日も猶予はありません。 長崎市より工事に着手するときに、意見を聴取されその意見を尊重して進めると付帯決議があります。これは重い決議なんです。 書類は、文書でいただき、素直に要望書の第1項、第2項を書いてご返事する事です。 余計なことを書き添えますと自己流に都合のいいように忖度されては、付帯決議の市議会の良識ある決議に逆行になってもいけません。 長崎市は、これまで、地元の皆さんに一度として、小島養生所等の価値、歴史についてシンポジウム、講演会、小グループによる勉強会など開催してなく、教育委員会も仁田佐古小学校の高学年の生徒さんに佐古小学校の校歌に歌われていたのにその歴史の重さ、国際都市の子供達にオランダとの関係などの時間は取っていないし、PTAの皆さんとも小島養生所等について専門家のお話など有りませんでした。ただ、耐震化、老朽化した校舎の建設を話するとご父母は子供のことを考えるのは当たれ前です。 今、長崎市では小中学校の統廃合の問題が起こっています。伊良林小は、運動場にプレハムを建てて新校舎を建てています。お隣の小島小は、学校を建設するために国道から道路を新設しなければならないので、土地の買収の為地権者との話が進められています。 決して、仁田佐古小学校のお子さんだけが取り残されているのではありません。片淵中学校は15年になりましょか山の上に、お城のような立派な校舎が出来ました。 いま、この学校は、長崎中と桜馬場中に統廃合され学校はなくなるそうです。これも、行政の見通しの甘さの結果と言えましょう。 仁田佐古小学校が、この片淵中の二の舞になっては遺構も破壊され、学校もなくなって後には何が残るのでしょう。仁田佐古小学校の合併前は、佐古小学校77名、仁田小学校は、200名で合併した学校ですから生徒減少で、学校が、また数年後廃校にならないという保証はないのです。 校区の大浦中は、小島中と梅香崎中に分割廃校になります。旧仁田小学校の父母から、大浦中に小中一貫の学校建設が求める運動が起こる可能性がある話しをききますと、急ぎすぎていいのかとも本当に感じます。 市民団体も、学校は、佐古小学校は耐震化も終わり、安心な校舎な面から見ると佐古小学校で仁田佐古小学校をスタートしていればこんな時間もかけないで、旧仁田小学校に新校舎を建設し、その後時間をかけて小島佐古の丘の遺構の調査が充分に出来ていたのにと。 市は、はなから、文化財に対する意識が極めて希薄だったと言っています。 まさに学校建設有りきで進んできた結果と言えましょう。 長崎市議会が無策な市の姿勢に対して、最後の切り札とも言える付帯決議をしていただいたその効力を遺憾無く発揮すべきです。 市や教育委員会がやらなかった、小島養生所等遺跡の完全保存についてのその歴史、価値、国際的意義などをお話する機会も急いで開催するべきです。 このまま終わりにすると、日本医師会会長がこの10月に世界医師会長に就任され、このような内容の文書を持って要望書は最初の仕事でしょうから、何がなんでも、全国の医療関係者が、日本近代西洋医学発祥の地であることを知りながら、その遺構の破壊に通じる遺構、遺跡の上に学校を建設させていいのかです。 市議40名全員が、要望書の内容を熟知した上で、あの付帯決議を可決した重い決議書を軽く見ないで下さい。地元県・市医師会、長崎大学の責任において行動を起こして下さいますようお願いいたします。 住民投票は否決した市議会が、この付帯決議で完全保存を後押していることが解ります。それは、要望書が遺構の完全保存を求めていることを、承知の上で付帯決議をしたことです。 住民投票した皆さんに市議会は、お応えしたのではないでしょうか。 後は、長崎大学が全国のこの遺構に注目している方々に見える行動を是非して下さいますようお願いいたします。